大嫌い大好き

寛貴と、5分後に校門でと約束してあたしは携帯を閉じた。


出しただけで真っ白なノートと教科書を机の中に突っ込むと、
バッグをもって前の席の葵をつついた

「あたし、サボるからばあい♪」

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