空色ぽけっと
私、中村 菜摘はそんな女子たちの声に
自分の声を混ぜながら思う。
非リア充な彼女たちは、
心の中でどう思ってるんだか。
絶対あとで愚痴大会始まるぞ…(T_T)
覚悟しておこう…(T_T)
「あーあたしも修也と付き合いたーい」
嘆くように呟く私の友達、優衣。
今までに何回か男子たちから
告白されたりしてるみたいだけど、
例えイケメンであろうとも
全部振ってる。
ずっと同じクラスの修也一筋で、
とにかく一途。