英国喜劇リコレクション
まだ幼さを残すエルヴィス・ランドルフは、狩りに向かおうと急いでいた。
あいつら…完全に俺を無視しやがったな!
不機嫌に足を踏み鳴らしながら、進む。
兄弟三人が狩りに行こうと誘った癖して、猟銃を取りに行っているうちに自分をおいてさっさと行ってしまったのだ。
広い森を区切った狩り場でたった三人を探すのは不可能に近い。
一人で行っても面白くもなんともない。
さて……どうしたもんかな…
しかし準備も整え、後は行って楽しめばいいというところまで来たのだ。
このまま引くのもまた面白くない。
とかなんとか考えつつ既に森の入り口。