理想の瞳を持つオトコ ~side·彩~
何回、イッセイに突き上げられて…
何回、快感の波に飲み込まれて…
何回、イッセイが果てたのかは…
正直、よく覚えていない。
朧気ながら、思い出すのは…
泡だらけの躰を流したシャワーの刺激(快感付き)と…
濡れた躰を、優しく丁寧に拭ってくれたイッセイの手(もちろん快感付き)と…
冷たく冷えたミネラルウォーター(口移しついでのイッセイの深いキス付き)と…
『一晩中』と宣言した、イッセイの言葉通り、一晩中抱き合っていた私達を…
現実に引き戻した、モーニングコール(もうちょっと…っていう、かなりイイトコロだった)…
それくらい。
正確には、ずっと繋がっていたわけじゃなくて…
キスしていた時間の方が、きっと長かったと思う。
手を繋ぐ様に、唇を触れ合わせたまま、色々な会話をして…
下唇を噛むのがクセの私は、時々間違って、イッセイの下唇も噛んでしまったり…
わざとチュッと音を立てながら、可愛いキスをしたり…
ちょっとだけ出した舌先で、唇を割り舐めながら、甘ったるく吸いついたり…
突然激しく奪われたり…
歯の1本1本を、丁寧に舐められたり…
抱き合うこと以上に、見つめ合って、キスすることの方が…
なんだか、大事にされてる気がして、嬉しかった。
仕事で東京に行ってしまうイッセイが、先にシャワーを浴びている間中…
微睡んでニヤニヤしながら、朧気な記憶を辿る。
「疲れたやろ?ゆっくり寝とき。
おやすみ」
イッセイはそう言って、私のおでこにキスを落として浴室へ向かったけれど…
腰が立たない私は、駐車場へ見送りに行くことも出来ないだろうから…
せめて、ここからでも『いってらっしゃい』の言葉と、お見送りくらいはしたい。
そう思っていたのに…
疲れた躰には…
もう…
浴室から聞こえるシャワーの音すら…
子守歌に聞こえていた…
……………
何回、快感の波に飲み込まれて…
何回、イッセイが果てたのかは…
正直、よく覚えていない。
朧気ながら、思い出すのは…
泡だらけの躰を流したシャワーの刺激(快感付き)と…
濡れた躰を、優しく丁寧に拭ってくれたイッセイの手(もちろん快感付き)と…
冷たく冷えたミネラルウォーター(口移しついでのイッセイの深いキス付き)と…
『一晩中』と宣言した、イッセイの言葉通り、一晩中抱き合っていた私達を…
現実に引き戻した、モーニングコール(もうちょっと…っていう、かなりイイトコロだった)…
それくらい。
正確には、ずっと繋がっていたわけじゃなくて…
キスしていた時間の方が、きっと長かったと思う。
手を繋ぐ様に、唇を触れ合わせたまま、色々な会話をして…
下唇を噛むのがクセの私は、時々間違って、イッセイの下唇も噛んでしまったり…
わざとチュッと音を立てながら、可愛いキスをしたり…
ちょっとだけ出した舌先で、唇を割り舐めながら、甘ったるく吸いついたり…
突然激しく奪われたり…
歯の1本1本を、丁寧に舐められたり…
抱き合うこと以上に、見つめ合って、キスすることの方が…
なんだか、大事にされてる気がして、嬉しかった。
仕事で東京に行ってしまうイッセイが、先にシャワーを浴びている間中…
微睡んでニヤニヤしながら、朧気な記憶を辿る。
「疲れたやろ?ゆっくり寝とき。
おやすみ」
イッセイはそう言って、私のおでこにキスを落として浴室へ向かったけれど…
腰が立たない私は、駐車場へ見送りに行くことも出来ないだろうから…
せめて、ここからでも『いってらっしゃい』の言葉と、お見送りくらいはしたい。
そう思っていたのに…
疲れた躰には…
もう…
浴室から聞こえるシャワーの音すら…
子守歌に聞こえていた…
……………