理想の瞳を持つオトコ ~side·彩~
シャワーで濡れて張り付いた下着の横から…

イッセイの、長くて綺麗な指が滑り込む。


「なんや。
シャワーで濡れたんちゃうな」

意地悪な囁き声を耳元に残し…

溢れる密壺を指でかき混ぜて、卑猥な水音を浴室に響かせる。


「あっ、はぁん…ダメぇ」

「ダメ?」

そう言って、ニヤリと笑ったイッセイは…

指を抜くと、下着の上から秘芯を爪で引っ掻く。


「直接触ってしもて、堪忍。
アヤは、焦らされんのが好きやったのにな」

もどかしい快感に身を捩るも、上手くポイントをずらされてしまう。


もどかしさを耐えるために、イッセイの肩にしがみついた時…

鏡に写る自分の姿が、目に飛び込む。


シャワーに打たれ、ワンピースを腰まで託し上げられて、下着越しになぶられる…

初めて目にする、淫らな自分の姿。


…なんて恥ずかしい姿なの。


その羞恥心がまた、私に蜜を溢れさせた。
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