理想の瞳を持つオトコ ~side·彩~
「アヤ…起きて。
おはようさん」
甘く優しい囁き声が、耳に響き…
微睡みながら、ゆっくりと目を開けると…
私の額に自分の額をくっつけた、イッセイのどアップが目に入る。
「寝ぼけまなこ、可愛えぇな。
キスしても構へん?」
「ん」
返事の代わりに、ゆっくりと瞬きをすると…
チュッ
ちゅっ
ちゅ~
っと、沢山の啄む様なキスが降り注ぐ。
「ふふふ」
柔らかいくすぐったさに、笑みをこぼすと…
「目が覚めた?
なら、襲ってもエエかな?」
なんて言い出すから…
「朝っぱらから、何言ってるのよ!」
と、バッチリ覚めてしまった目に、力をこめて抗議すると…
「正式にオファーしたつもりやってんけどな…
なし崩しにされる方が好みやったんか?」
なんて、ケロッとした表情で言う。
「そういうコトじゃなくて…」
「ほな、襲います!!」
ガバッと、のし掛かってくるイッセイをポカポカ叩きながら…
「ちょっと、何してるのよ!」
「宣言通りに実行」
「おバカ」
なんて、遣り取りをして笑いあう。
「笑ったら、お腹すいたね」
クスクスと笑いの余韻に浸りながら、そう言うと…
「ルームサービス頼んどくから、シャワー浴びておいで。
なんなら、一緒に浴びてもエエけど」
という、イッセイのありがた~い(!?)申し出を断って、
「クロワッサンもお願いします」
と言って、バスルームへと向かった。
おはようさん」
甘く優しい囁き声が、耳に響き…
微睡みながら、ゆっくりと目を開けると…
私の額に自分の額をくっつけた、イッセイのどアップが目に入る。
「寝ぼけまなこ、可愛えぇな。
キスしても構へん?」
「ん」
返事の代わりに、ゆっくりと瞬きをすると…
チュッ
ちゅっ
ちゅ~
っと、沢山の啄む様なキスが降り注ぐ。
「ふふふ」
柔らかいくすぐったさに、笑みをこぼすと…
「目が覚めた?
なら、襲ってもエエかな?」
なんて言い出すから…
「朝っぱらから、何言ってるのよ!」
と、バッチリ覚めてしまった目に、力をこめて抗議すると…
「正式にオファーしたつもりやってんけどな…
なし崩しにされる方が好みやったんか?」
なんて、ケロッとした表情で言う。
「そういうコトじゃなくて…」
「ほな、襲います!!」
ガバッと、のし掛かってくるイッセイをポカポカ叩きながら…
「ちょっと、何してるのよ!」
「宣言通りに実行」
「おバカ」
なんて、遣り取りをして笑いあう。
「笑ったら、お腹すいたね」
クスクスと笑いの余韻に浸りながら、そう言うと…
「ルームサービス頼んどくから、シャワー浴びておいで。
なんなら、一緒に浴びてもエエけど」
という、イッセイのありがた~い(!?)申し出を断って、
「クロワッサンもお願いします」
と言って、バスルームへと向かった。