理想の瞳を持つオトコ ~side·彩~
…本当は、早起きして部屋を抜け出そうかとも考えた。
だって、オトナのアソビって、一夜限りの関係のはずだし…
その一夜限りの相手と観光して、3泊も一緒だなんて、どう考えてもおかしいもの。
だけど、3泊もするってことは…
『延長しても良いと思える位には、私のコトを気に入ってくれたのかもしれない』
なんて考えたら、やっぱり離れがたくて。
それに、予想外の心地よい眠りのお陰で、爆睡してしまった私の目を覚ましたのは…
すでに着替えたイッセイの、目覚のキスだったから手遅れだ。
「おはようさん。よう眠れたみたいやな?
支度が済んだら朝食にしよか」
と、ニコニコしながらルームサービスのメニューを手にしたイッセイの前では…
完全にタイミングを逃してしまった。
昨夜脱いだ服をかき集めて、シャワーを浴びに浴室へ向かうと…
「その格好、朝には似合わへんほどセクシーやな」
なんて言いながら、私の腰を引き寄せ、唇を重ねてくる。
それこそ朝には似つかわしくない、濃厚で、絡みつくようなキス。
『また昨夜の余韻スイッチが押されたのかもしれない…』
そう思ってしまうほど、イッセイの唇を求めて、腕を絡みつかせてしまった。
「やっぱり、軽くアヤを食べよかな」
と、ウィンクするイッセイに…
「軽くなら嫌」
と、自分でもビックリするような大胆発言が、口から勝手に飛び出して、恥ずかしくなる。
本当は、イッセイとの昨夜のみたいに…
自分が価値ある存在だって、そう言ってもらってるような気がするほど大切に…
壊れ物でも扱うかのように、優しく丁寧に抱かれたら、もう…
洋介との時のように、ぞんざいなセックスでは抱かれたくなくて…
つい本音がこぼれた。
そんな私の発言を、イッセイは大笑いしながら…
「それは、失礼。
せやな、嫌やんな?
アヤは欲しがりさんやったしな」
と、ニコニコしながら勝手な解釈をして…
私が慌てふためくのを、楽しんでいた。
だって、オトナのアソビって、一夜限りの関係のはずだし…
その一夜限りの相手と観光して、3泊も一緒だなんて、どう考えてもおかしいもの。
だけど、3泊もするってことは…
『延長しても良いと思える位には、私のコトを気に入ってくれたのかもしれない』
なんて考えたら、やっぱり離れがたくて。
それに、予想外の心地よい眠りのお陰で、爆睡してしまった私の目を覚ましたのは…
すでに着替えたイッセイの、目覚のキスだったから手遅れだ。
「おはようさん。よう眠れたみたいやな?
支度が済んだら朝食にしよか」
と、ニコニコしながらルームサービスのメニューを手にしたイッセイの前では…
完全にタイミングを逃してしまった。
昨夜脱いだ服をかき集めて、シャワーを浴びに浴室へ向かうと…
「その格好、朝には似合わへんほどセクシーやな」
なんて言いながら、私の腰を引き寄せ、唇を重ねてくる。
それこそ朝には似つかわしくない、濃厚で、絡みつくようなキス。
『また昨夜の余韻スイッチが押されたのかもしれない…』
そう思ってしまうほど、イッセイの唇を求めて、腕を絡みつかせてしまった。
「やっぱり、軽くアヤを食べよかな」
と、ウィンクするイッセイに…
「軽くなら嫌」
と、自分でもビックリするような大胆発言が、口から勝手に飛び出して、恥ずかしくなる。
本当は、イッセイとの昨夜のみたいに…
自分が価値ある存在だって、そう言ってもらってるような気がするほど大切に…
壊れ物でも扱うかのように、優しく丁寧に抱かれたら、もう…
洋介との時のように、ぞんざいなセックスでは抱かれたくなくて…
つい本音がこぼれた。
そんな私の発言を、イッセイは大笑いしながら…
「それは、失礼。
せやな、嫌やんな?
アヤは欲しがりさんやったしな」
と、ニコニコしながら勝手な解釈をして…
私が慌てふためくのを、楽しんでいた。