君と過ごした時間






2004年6月21日

地元の大きな道路で
私のお父さんとお母さんは
交通事故にあい
生涯を終わらせた。



助かったのは私だけ
2人共ほぼ即死だったらしい。


でも命は助かったものの、
記憶がほとんど残っていない

そう、記憶喪失になってしまったのだ



何故私だけ助かったのかな?
2人共死んでしまうのなら
私も死んでしまえば良かった。


こんな辛い気持ちになるなら
消えてしまいたかった


家族で過ごした思い出は
ほとんど覚えていない


覚えているのは
お母さんの優しい笑顔と
お父さんの優しい温もり。








< 3 / 13 >

この作品をシェア

pagetop