Affair
でも、それじゃ足りない。

気がついた時には、私は彼をベッドに押し倒していた。

「奈津、なっ…!?」

驚いている律人の唇に、自分の唇を重ねた。

すぐに離し、自分の服に手をかける。

「えっ、ちょっ…!?」

誰かの前で服を脱ぐことなんて、恥ずかしくなんてなかった。

「お願い…」

そう言って着ていた服を、ベッドの下に落とした。

「さわって…。

抱いて…。

律人が、欲しいの…」

 ~*~Natsu~*~END
< 104 / 200 >

この作品をシェア

pagetop