Affair
そう言ったとたん、奈津の顔が輝いた。

「ホント…?」

奈津の問いに、俺は首を縦に振ってうなずく。

「俺は、ウソをつかない」

そう言った俺に、
「――律人…」

「――奈津…」

また俺たちは名前を呼ぶと、抱きあった。

また唇を重ねる。

今度は、深く深く――。

何があっても手放したくない、俺の愛しい人。

「律人……シて?」

「さっきシたばかりなのに?」

「もっと欲しいの…」

離したくない。

ずっと、一緒にいよう。

 ~*~Ritsuto~*~END
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