Affair
「――奈津…」

俺は奈津の名前を呼ぶと、
「んっ…!」

彼女と深く、唇をあわせた。

「――律……あっ!」

奈津をベッドに押し倒した。

「ごめん、俺我慢できないや」

そう言って奈津の首筋に唇を這わせたとたん、
「――っあ!」

奈津の躰がそりかえった。

「――律、人ォ…」

奈津が甘えた声で俺の名前を呼ぶ。

「奈津が欲しいんだ、今すぐに」

「――あっ!」

ビクビクと、奈津の躰は震えている。
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