Affair
Affair4―恐怖と告白―
 ~*~Natsu~*~

藤森くん、今日も休みだったのかな?

まだ頬の腫れが治らないのかな?

そう思いながら、私は今日も家路についた。

「ただい…ま…」

ドアを開けたとたん、玄関に夫の靴があった。

夫が帰ってきたのは久しぶりで、私は驚いてしまった。

おそるおそるリビングへ向かうと、夫は夕食を食べていた。

「おかえり、奈津」

夫が私の存在に気づいた。

「…ただいま、帰りました」

久しぶりに見る夫の顔に、初めて会ったような気がして仕方がない。

「何してるんだ?」

夫に声をかけられ、私はハッと我に返った。
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