月と太陽の恋模様


「先生が生徒からモテすぎてるひがみ……とか?」




「正真正銘のバカで良かった。」




穏やかな表情を浮かべた植田。




「失礼すぎだ!」




「ほらほら、2人とも。早く楽器運んでミーティングの準備しろよ。」




陽崎先生が私達の頭をポンと叩き、通り過ぎて行った。


先生にお礼が言いたかったのに…何故か言えなかった。
< 282 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop