月と太陽の恋模様


「なんか…羨ましいなと思います。」




見えなくても繋がっていて……何も遠慮しなくて良いこの距離感が。




「……それ、俺に普通言うか?

もしかして誘ってる?」




「誘う?何を?」




「月野君、まだまだだね。」




竹垣さんはニコリと微笑み月野先生に言った。


親指突き立てて。




「………バカにしやがって。」




私にはさっぱりだ。
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