月と太陽の恋模様


「原因は分からないけれど、優ちゃんがそこまで慕っている先輩だもの。
きっと先輩だって優ちゃんのこと大好きなはずよ。先輩も優ちゃんと同じ様に苦しんでいるんじゃないかしら?」




「先輩が………?」




「えぇ、きっと。」




「でも私、先輩に酷いことしたんです!そんなわけ―――「仲道、居るか?」




この声は…




「おかえり。……会いたかった。」




月野先生は私を若葉さんから引き離して抱きしめた。
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