月と太陽の恋模様


「おいおい、月野。空気読めよ。」




竹垣さんが月野先生を咎める。




「どうした?何かあったのか?」




「……もう大丈夫です。何もありませんから、先生は心配しないで下さい。」




「……ちょっとお前ら、出て行ってくれるか?」




「出てけって……俺らの部屋なのに。

――仕方ないな。」


「頑張ってね、先生。」




2人は本当に出て行ってしまった。




「「…………」」




月野先生と2人きり。
気まずい。
< 398 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop