月と太陽の恋模様
「ハハハハハッ………」
また笑われてしまった。
そんなにおかしなことは言ってないのに。
「俺、帰る。」
「俺も。」
先生は私の発言に居心地を悪く感じたのか早々に帰ってしまった。
自覚はあったんだね、あの2人。
「昔から喧嘩はしてたからね、あの2人。それで慣れたんだよ。きっと。」
竹垣さんはニコニコした笑みで私に話してくれた。
「優ちゃんもそろそろ帰った方が良いわね。また明日話そう!おやすみ〜」
おやすみなさい、と返事をして若葉さん達の部屋をあとにした。