月と太陽の恋模様


「ちょっ…植田…!」




「ほら、この慌てよう…事実だろ?」




私の態度が余計に裏付けてしまったみたいだ。




「優って植田以外の彼氏居るんでしょ?」




「…………まぁ。」




今度は植田がしょんぼりした。


本当にこのクラスは直情型が多い。


植田にはクラスの皆がドンマイとか頑張れとか声をかけている。


私はやれやれとため息をつく。


しかし、次の舞の言葉で私はそんな思いは吹き飛んでしまう。




「ま、月野先生が相手なら植田もそりゃあ負けるよ。」
< 605 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop