月と太陽の恋模様


「しかし…!多くの生徒が月野先生や陽崎先生は仲道さんを優遇しているとの声が……」




「そうなのですか?」




「俺は部活の顧問として毎日練習を一番に来る優を評価していただけです。」


「私はクラスの担任として接していただけです。」




「と、先生方は言っていますが?」




「生徒に聞けば分かります!生徒を呼んで下さい。」




「……あなたも強情ですね……分かりました。ではクラスの人を…「いいえ。2年生全員です。」




さすがの校長先生も渋っていた。




「生徒と先生の不純交遊を認めてしまっても良いんですか?」




「……分かりました。その代わり何もない場合はこれからは林道先生の意見を聞きませんから覚悟しておいて下さい。」




「分かりました。」
< 656 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop