Line ~何時ものセリフで~
フゥ~
流石にずっと外回りは疲れたな…

会社の目の前に着き、時計を見ると
予想通り退社時間の少し前だった。

大分日が長くなり、ほんのりオレンジ
がかった空を眺め深呼吸

社長、居るよね…


エレベーターで上がり、オフィスの
ドアをガチャリと開けると

真っ暗

なんで?退社時間まだだよね
とりあえず電気点けなきゃ

ゴソゴソと壁を触りスイッチを探して
いると

「ハッピィバースデートゥーユ~♪
ハッピィバースデートゥーユ~♪」

歌声と共に隣の部屋から暖かな
ロウソクの炎に映し出されたケーキが
運ばれてきた。


あ!今日って

「ハッピィバースデーディア結~♪
ハッピィバースデートゥーユ~♪」
< 23 / 40 >

この作品をシェア

pagetop