Line ~何時ものセリフで~
思わず顔が、身体が火照るのを感じ、
誤魔化すために辺りをウロウロしていると
じっとあの紙を見ている雅人の横顔が
目に入る


やっぱ格好イイ…

見とれる私に気付いたのか、
こっちを向いた雅人と視線がぶつかり
それだけでドクンと私の胸は高鳴る


こんな自分に一番驚いているのは
他ならぬ本人だったりする


好きな人の前では
小娘であろうとなかろうと
年齢に関係ない
理屈じゃない


ほら、こんなにトキメいてる…
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