七物語


「……どこいったんだよ!あのじいさん!!」
「…なんでいないの!?」
「…ちょ…ちょっと落ち着いてください…!」


「……………さん…ところに…」
「…え!?なに?」
女性が何かを言った。







「……おばさんのところに…いるんじゃないんですか…?」

3人はそれを聞いて気づく。











「………行くか…」

外には出たくないがこの寒い中、知らないフリをする訳には行かない…








4人は扉の前に立って寒さに備えて準備をし始めた。


リュックが無いため貴重品などをポケットに詰めるとズボンはパンパンになった。







「…行きますよ…!」
「……はい!!」


扉を勢いよく開けると、冷たい突風が4人を襲った。







寒いっ……!!



早朝にも関わらず外は昨日より吹雪いており、気温はほとんど変わっていない。





部屋との温度差は体を凍らせるかのように急激に体温は下がった。







こんな時に外に出るのは自殺行為だ…!


そう思った時だった…






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