七物語



「………ハハハハッ!!」
「……説明してくれ…!」
「…ハハハハッ!」

女は目を見開いたままこちらを見て甲高く笑った。

「……ふざけんな!」
「…ふざけんな?それはこっちのセリフよ!…私たちをこんな目に遭わせたのはすべてあなたのせいじゃない!」
「…………!」
否定できなかった…
自分のせいで4人も死んでいるのだから…



女の包丁をよく見ると表面に血が塗ったようについていた。




ハッと思い、氷山は4本の腕を見た後、女の顔を見た。


「………まさか4人とも…!」
「…違うわ!私が殺したのはおじさんからの3人…」
「……じゃあ…あのマサコさんは…?!」








女は目を閉じて大きく息を吸い込んだ…




「…あなたが殺したんじゃない!!!!」
「…………!」
「……あなたが山小屋を見つけてからグズグズグズグズしてるからおばさんは死んだ!!あなたが私たちを見捨てようとしたからこうなったのよ!おばさんは雪崩に巻き込まれた後死んだわ!!そもそもあなたがこんなとこに連れてこなければこんなことにならなかった!!」
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