七物語





『……はぁ…はぁ………あの後私も…氷山さんの後を追いかけて…!』



ギリギリ氷山を抜かせなかったという訳か……













「……許せなかった…


あの2人も…















……あなたも!!」


すると女はこちらを睨みつけると包丁を握り直し、こちらに飛びかかってきた………

































プツンと目の前が真っ暗になる……





















「……だ……で…か………!






き…えま…か……!!









大丈夫ですか!!」




ゆっくり目を開けるとそこにはレスキューの格好をした男がぼんやりと映った…




「……おい!目を開けたぞっ!!」

両腕で体を揺すられている。




もう1人同じ格好の男が駆け寄ってきた…








すごい頭が痛い…


自分では起き上がれそうになかった…








「………分かりますかぁ?!」男2人が大きな声で再度呼びかける。

< 45 / 73 >

この作品をシェア

pagetop