七物語

別に1位になって100万円をもらいたいとかそういう訳じゃなく、ただ単に自分の実力や限界を知りたかった。











今日ぐらい講義はサボっても問題ないだろう…






部屋の中で唯一存在感を放つデジタル時計を見ると、数字が青く点滅しながら11:37にまもなく変わろうとしていた。












迷っている暇はない…









マウスカーソルを『参加する』にもっていくと、人差し指をカチッと押し込んだ…











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