彼は私の金魚。



「爽世様、大丈夫ですか?」

「ええ、あんなもの大したこと無いわ。
 あんな者達の言葉なんて気になどしない。」



学園で爽はいつも私を心配そうに私を見つめる。

爽にこんな顔をさせる私は…

神宮寺家は…


大嫌いだ。


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