きみを好きになる瞬間
「…じゃあなに?仕返しに私を犯すの?」
「弥生にそんなことするわけないよ。一言謝ってほしいだけ」
絶対に謝らない。
謝ったら私の負けだ。
全面的にも、――抵抗できなかった私も。
「ねえ、弥生」
結生の声と指先がずるい。
また動き出す結生の手は私の胸を直に包み込んで、再び指先で遊びだす。
「抵抗もなし?万更でもないの?」
「…っあ…!う…」
痺れを切らしたように、結生が私を倒して、服を捲る。
下着も捲られて私の胸が露になる。