桜‐幕末恋物語‐
平「お!総司がいる!」
桜「あ、平助君。おはよう」
平「おう。おはよう」
私たちは軽く挨拶をかわす。
その光景を沖田さんは顎に手を当てて何か考えるかのように見ていた。
桜「沖田さん・・・?」
総「桜・・・か。平助が桜って呼んでるんだし、僕も桜でいいかなぁ」
桜「は?急にどうしたんですか?勝手にすればいいじゃないですか」
私の言葉に沖田さんはつまらなそうに言った。
総「反応薄いね。じゃあ、僕のこと名前呼びにして、敬語もなしにしてよ」
桜「えっ!?それは遠慮しマス」
私の反応に沖田さんは嬉しそうな顔をする。
うわ・・・罠にかかった!?
私は一歩後退した。