桜‐幕末恋物語‐
総「いくよっ!」
沖田さんは勢いよく地をけった。
この構えは・・・3段突き!
桜「3段突きなら通用しませんよ」
私はそれをかわす。
総「甘い!」
沖田さんはそういうと、私の竹刀をたたき落とした。
総「僕の勝ち」
一「1本。勝者、総司」
桜「負けたぁぁぁぁ・・・」
私は脱力したようにその場に座り込んだ。
平「桜お疲れ。・・・残念だったな・・・」
平助君はホントに残念そうにそういうと、にこにこしている沖田さんに目を向ける。
それに気づいた沖田さんはやっぱりにこにこしたままこっちに歩いてきた。