桜‐幕末恋物語‐

桜「山南さん、山南さん」

山南「はい?」

桜「よかったら今から3人で町に出ません?朱里さんの贈り物買いに行きましょうよ」

私の質問に山南さんは考え込む。

山南「そうですね・・・今は仕事も溜まってませんし・・・是非行きましょう」

桜「よかった。もちろん平助君も行くよね?」

平「もちろん」

平助君の返事に笑顔を返すと、山南さんに向き直る。

桜「それじゃあ行きましょう」

山南「はい」


―――わいわいとにぎわう街。

屯所をでた私たちは、平成でいう雑貨屋さんを見ていた。

かんざしや匂い袋が売っているお店。

私たちはそこで朱里さんへの贈り物を物色中なのです!

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