桜‐幕末恋物語‐
平「総司。とりあえず出ろ」
総「なんでさ」
平「桜は女なの。女の部屋に忍び込むなんて変態のすることだぞ」
総「僕は変態じゃないし」
沖田さん・・・かわいいけどかわいくない!
平「変態じゃなくても非常識だろ」
総「平助に非常識って言われるとはね。今の今までその女の子と同じ部屋に寝てた君に言われてもねぇ」
平「それはやむを得ずだろ!部屋がなかったんだからしょうがないだろ!」
・・・はぁ・・・。
言い争ってないで出てってくんないかなぁ・・・。
仕事しなきゃいけないんだよねぇ・・・。
そんなことを考える私をよそに言い争いを続ける彼等。
桜「もうなんでもいいから出てって。仕事しなきゃいけないんだから」
総「だったら静かにしてるから」
平「手伝うよ。俺は」
彼等はそう答えて動く気配を見せなかった。