桜‐幕末恋物語‐

翌朝、厨で食事の準備をしているところに彼は現れた。

伊「胡桃さん」

桜「はい?あ、伊東さん、おはようございます」

伊「ふふ、おはよう」

いつも通りおかま全開の伊東さん。

伊「ねぇ、胡桃さん」

桜「はい?」

伊「私たちの仲間にならなくって?」

桜「仲間?」

きっと御陵衛士に入れってことだよね。

あえて気づかないフリをするけど。

伊「えぇ。私たちと新しい組織を作って離隊するんですの」

桜「私が・・・皆と離れる・・・。・・・すいません、少し考えさせてください」

そう言って頭を下げるけど、どうするかは決まってる。

絶対についていかない!

< 169 / 219 >

この作品をシェア

pagetop