桜‐幕末恋物語‐
数日後、伊東さん達御陵衛士は新選組から離隊した。
もちろん私は新選組に残ってるけど。
あの後、しっかりと意思表示をしたんだ。
平「桜ぁ!」
桜「どうしたの?」
こうして平助君も残ってくれた。
つまり、徐々に歴史を変えていってるってこと。
歴史を変えてしまうことで私に何かあったとしても、そんなこと気にしない。
私はこの人たちのために尽くすと決めたんだ。
平「俺の羽織しらねぇ?」
桜「あ、それなら洗っといたよ。たぶんもう乾いてる頃だと思うけど」
平「お、ありがとな。巡察行くからお前も準備しとけよ」
桜「分かった」
私は急いで羽織を着ると腰に刀を差した。
集合場所にはまだ2人しか来ていない。
平助君はきてるのになぁ・・・。