桜‐幕末恋物語‐

?「君こそ何者なんだ?新選組の人間だってことはわかるけど」

平「察しの通り、新選組8番組組長藤堂平助だ」

?「組長?ってことは強いんだ・・・。相手してもらおうk・・・」

桜「やめてよ」

思わず私はそう呟いていた。

?「桜?」

平「おい、桜。こいつ何者だ?敵か?」

?「敵ではない。俺は会津藩に属してるからな」

そういう彼・・・私のお父さん・・・。

桜「会津藩・・・。敵じゃなくてよかった・・・。平助君、この人は私のお父さん・・・」

平「お父さん!?ずいぶん若い父親だな」

父「これでも30代だけど」

平「・・・幹部の皆なみに男前・・・」

そう言ってまじまじお父さんを見つめる平助君。

お父さんはほめられたのが嬉しかったのか、上機嫌だった。

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