桜‐幕末恋物語‐
土「局中法度を破る気か」
桜「しょうがないじゃないですか。こんなときまで真面目すぎますよ、土方さん」
総「楽しかったならここにいればいいじゃない」
沖田さんがめずらしくふざけていない・・・。
真剣に私のことを考えてくれているんだ・・・。
桜「それができたら苦労しませんよ・・・」
平「桜・・・俺も一緒に・・・」
桜「そんなことできるわけないでしょ。私も何をされるかわからないのに」
平助君の言葉に困った顔をして見せた私。
そこに飛び込んできた永倉さん、原田さん、一さん、近藤さん。
幹部大集合だなぁ・・・。
桜「なんで皆さん・・・」
近「なんだか嫌な予感がしてな。来てみたんだ」
そう言った近藤さんの顔はひきつっている。
私は再び困ったような顔をして見せた。