桜‐幕末恋物語‐
出会い
麻「そんなこと言ってないで!桜はかわいいのに恋しないなんてもったいないよ!」
桜「恋に顔は関係ないんじゃ・・・」
それに麻耶だって十分美人じゃん。
私よりずっとずっと整った麻耶は、明るくて優しくて・・・モテモテ。
桜「それより、クラス見に行かなくていいの?」
麻「行く行く!」
元気な返事をする麻耶。
私は小さく微笑むと、掲示板の方に向かって歩き出した。
麻「あったぁ!桜同じクラスだよ!」
桜「本当だ。よかったぁ・・・」
私は安堵の息を漏らした。
麻「それじゃとりあえず体育館にレッツゴ~!」
桜「あんまはしゃぐと危ないよ」
私たちはそんなことを言い合いながら、体育館に向かった。