桜‐幕末恋物語‐
それでも、平助君が私のことを好きでいてくれるというなら・・・
来世でまた会おう。
また恋に落ちて、今度こそずっと一緒にいようね。
約束だよ。
平助君、私に恋を教えてくれてありがとう。
いつまでも大好きです。
それでは再開を願って・・・。
桜より
―――――――――
平「桜っ・・・」
俺は自室で桜が残して行った手紙を握り締めながら涙を流す。
平「桜っ。俺も大好きだ。お前以外考えらんねぇよ」
俺は誰もいない部屋でそう呟くと、涙を拭いて立ちあがった。
平「必ず、もういちど桜に出会う!」
平助SIDE END