桜‐幕末恋物語‐
?「ほんとに女かよ・・・。確かに言われてみれば女っぽい顔だが・・・」
名前的に女じゃないですか・・・。
近「えっと・・・。ま、まぁ、そういうことだ。俺等はこれで・・・」
平「近藤さんらしいな・・・。おい、桜。お前も来い」
桜「はい」
私達は広間を出ると別室に向かった。
何をするんだろうと思っていたら・・・どうやら食事のために移動したみたい。
幹部と平隊士は食事の部屋が違うんだね・・・。
近「胡桃君も食べなさい」
桜「いえ・・・。ありがたいんですけど、お腹すいてないんです」
私は近藤さんの誘いをやんわり断ると廊下に出た。
縁側から晴れた空を眺める。
すると突然、部屋の中の土方さんに声をかけられた。
その内容に私は目を見開いた。