桜‐幕末恋物語‐

総「桜ちゃん頑張ってるね~」

一「・・・いい匂いだ」

桜「あ、沖田さんと斎藤さん。稽古お疲れ様です」

私はそう言って軽く会釈をする。

総「うん。ねぇ、僕も手伝おうか?」

・・・確か沖田さんって甘党なんだよね。

危険な予感しかしない・・・。

一「やめておけ総司。それより胡桃。今度俺とも試合してくれ」

桜「いいですよ」

めずらしく長文かつ、早い切り返し。

相当沖田さんの手料理は・・・。

総「一君。否定早いよ。傷つくなぁ・・・」

一「・・・すまん」

そんな会話をしながら2人は厨から出ていった。

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