桜‐幕末恋物語‐

再び調理に取り掛かろうとしたところで、また人が入ってくる。

沖田さんたちが戻ってきたのかと思ったけど・・・足音の数がさっきより1人分多い。

新「桜ちゃん、はかどってるか?」

左「おい新八。うるせぇぞ。お疲れ、桜」

平「よっ!頑張ってんな」

そう言って入ってきた3馬鹿と称される3人組。

それより、なんで皆私がご飯作ってるって知ってるの?

・・・土方さんか?

桜「皆さん、あと少しで出来上がりますから待っててください」

新「おう!楽しみだなぁ。桜ちゃんの手料理」

左「きっとうまいんだろうな」

平「桜、手伝うことあるか?」

藤堂さんの問いには小さく首を振る。

そして3人は沖田さん達と同じように楽しげに話をしながら出ていった。

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