桜‐幕末恋物語‐

それから少しして作り終わった料理をお膳に乗せると、幹部が食事をとる部屋に向かった。

新「おぉ!飯!」

左「開口一番にそれかよ・・・」

平「腹減ったぁ!」

部屋の中には永倉さん、原田さん、藤堂さんの3人が。

私はとりあえず3人の目の前にお膳を置くと、厨に向かう。

平「桜!俺も手伝うよ!」

左「俺も手伝うぜ」

そう言って追いかけて来た2人に甘えることにした私は、2人にお膳をもってもらった。

部屋に戻ると、永倉さんが正座を・・・。

不思議に思って部屋を見渡すと・・・なるほど。土方さんが座っている。

下手なことはできないってことか。

私はお膳を各場所に置くと、原田さんと藤堂さんにお礼を言った。

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