桜‐幕末恋物語‐

土「胡桃・・・?どうかしたか?」

一「・・・総司がいきなり米をつっこんだから驚いたんじゃないか?」

その言葉に私は首を横に振る。

総「大丈夫?ごめんね」

平「顔色悪くても、真顔かよ・・・」

左「確かに。桜っていつみても表情かわんねぇよな」

近「今はそれどころじゃないだろう」

逸れかけた話は近藤さんの一声で許に戻る。

私は込み上げてくる吐き気に、口を手でふさいだ。

平「どうしたんだ?きもち悪いのか?」

桜「っだい、じょうぶです・・・」

左「いや、どう見ても大丈夫じゃねぇだろ・・・」

私は会釈を返すと、部屋を飛び出した。

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