桜‐幕末恋物語‐
平「桜!大丈夫か?」
総「ごめんね。僕が無理やり・・・」
桜「大丈夫ですから・・・」
私は駆け寄ってきた彼らにそう返すと立ち上がる。
左「何処に行くんだ?」
桜「え?だって皆さん井戸に用があったんじゃ・・・」
新「んなわけあるか!」
一「・・・なんでもいいが、ついてこい」
斎藤さんの言葉に頷いて歩きだそうとした時、吐き気が込み上げて来た。
平「桜!」
ふらりと揺れたからだを支えてくれたのは藤堂さん。
平「大丈夫か?」
そう言って何故かお姫様だっこ状態になった私。
何が起きてる・・・?