桜‐幕末恋物語‐

浪士1「新選組ぃぃぃ!」

浪士2「覚悟っ!」

平「来たか」

藤堂さん達は抜刀する。

私は藤堂さんの背中に守られるように立っている。

桜「藤堂さん・・・」

平「大丈夫だ。お前は守ってやるからな」

そう言った直後、浪士が斬りかかってきた。

藤堂さんはそれを刀で受け止めると弾き飛ばす。

浪士4「ちくしょ・・・。なめやがって!」

そう言って斬りかかってきた浪士を一瞬で斬り倒した藤堂さん。

私は人が斬られるのをみた衝撃で身体が震えだす。

初めて目の前で人が斬られるのを見たからか、目には涙がたまっていった・・・。


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