桜‐幕末恋物語‐
一通り再現を終えた私たちはもといた場所に座る。
新「そりゃ大変だったな・・・」
近「うむ。しかし、声はどうやって取り戻せば・・・」
土「俺達が協力してやるしかないだろうな」
<私も努力するので、あまり私のことは気にしないでください>
平「いや、そう言われてもな・・・」
総「気にするなって言われても、気にしちゃうもんはしちゃうんだけど・・・」
一「・・・あぁ」
左「まぁ、俺達に気を使わず甘えろってことだな」
私は一瞬戸惑った後、小さく頷いた。
近「俺達は胡桃君の家族だもんな」
そう言って豪快に笑った近藤さんに私は頭を下げた。
感謝の気持ちを込めて・・・。