桜‐幕末恋物語‐
総「桜ちゃんが・・・」
平「自然に・・・」
一「・・・笑った・・・」
3人は驚いたように言った。
私はそんな3人を苦笑しながら見つめる。
少しの間こそこそと会話をしたかと思うと、急にばっと振り返った彼らに今度は私が驚いた。
総「帰ろうか」
私はこくりと頷くと、彼らの後を追いかけるように歩きだす。
一「・・・何をしている」
『?』
平「そんな後ろ歩いてないでこっち」
私は藤堂さんに腕をひかれ、彼らと並んで歩いた。