桜‐幕末恋物語‐

仲間の温かさ


総「あれこそ本物の鬼だね」

平「あぁ・・・。一君もあれは完全に土方さんの手先だったな・・・」

桜「あははっ!・・・!?でた・・・」

私は自分の喉元に手を当ててみる。

顔をあげると、沖田さん達も驚いたように目を見開いていた。

総「声・・・」

桜「戻ったみたいです」

平「よかったじゃん!」

その言葉に私は頷く。

桜「はい。皆さんのおかげです。ありがとうございm・・・ 土「ここかぁぁぁ!」」

私の言葉の途中で部屋に乱入してきた般若もとい土方さん。

ちなみに私たちは藤堂さんの部屋に逃げ込んでました。

私たちは勢いよく部屋を飛び出すと、追いかけてくる土方さんを見て笑った。

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