桜‐幕末恋物語‐

桜「斎藤さん?」

一「どうした?・・・ってお前声・・・」

桜「出るようになったんです。斎藤さん達のおかげです。ありがとうございます」

私は笑顔で頭を下げる。

その間にも土方さんはこっちに向かって走ってくる。

総「一君、その子を渡して」

一「断わる」

平「こうなったら・・・総司!」

総「はいはい」

2人の会話が途切れたかと思うと、私たちは彼らに腕をひかれた。

土「斎藤ーーー!!」

一「くっ・・・。申し訳ありません、副長」

斎藤さんは土方さんにそう叫ぶと、引っ張られ続けていた。

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