桜‐幕末恋物語‐
一「土方さん・・・」
桜「斎藤さんってホントに土方さんを尊敬してるんですね」
総「尊敬するに値する人かな?土方さんって」
沖田さんが茶化すようにそういうけれど、斎藤さんは無視。
いまだに引っ張られている・・・。
私は腕を離してもらって自力で走ってるけど・・・。
腕引かれなくても般若からは逃げますよ・・・。
土「待ぁぁぁぁてぇぇぇぇぇ!!」
総「あはははは」
桜・平「いやぁぁぁぁ!」
私と藤堂さんは全力で逃げる。
ちらりと横を盗み見ると沖田さんは斎藤さんを引っ張ったまま余裕そうに笑顔を浮かべて土方さんを見ていた。