恋 ~REN~
ん…?あれ?私どうしたんだろう。


誰かが私の手を握ってくれてる?


暖かい手…。


何か安心する…。




ここどこだろう。ベッドの上?何で?私はパーティーに来てたはず。


でもここは知らない部屋。 この人誰?   南海?


違う。寝てるの? 顔がよく見えない。。




あれっ?この人…。 『木下簾治』?


でも、なんで…?!


確かにあのパーティーには来ていたけど、その後は会ってないし。


それに私なんでこんなところで寝てたの?全然思い出せない…。


南海はどこなの?!




でも、やっぱこの人すごく綺麗な顔してる…。性格があんなじゃなきゃ絶対にモテるだろうなー。






「俺の顔に何かついてる??『水森あらし』さん?」




えっ!まさか…起きてたの?!恥ずかしいー。不覚にも見とれてたなんて。。



「べっ別に、あっあんたの顔見てたわけじゃないわよ。ただちょっと考え事してただけで…。」




私絶対顔真っ赤だー。あ゛~最悪。。。


「そんな事より、だいじょぶか?気分は。」


「えっ?あっ。うん。でも私何でここにいるの?確かパーティーに行ってたよね?」



「全然覚えてないのか?」


「…うん。」


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